健康経営導入で会社を成長させられるか?
健康経営を導入される企業は年々増加しており、2022年度の優良法人認定企業(中小規模法人部門)は、12,255法人にも及びました。
また優良法人の認定をされていない企業におかれても、健診の徹底や受動喫煙対策、運動の奨励などをされているところも多くなってきています。
しかしながら、健康経営の取り組みとともに、何か物足りなさを感じておられる経営者や人事責任者の方も多いのではないでしょうか?
健康経営を続けることで、社内の雰囲気が良くなったとか、社員間のコミュニケーションが円滑になったとか、良い変化を感じられる一方で、
肝心の事業のほうはあまり上手くいっていないとか、もっと生産性が上がるのではないかと思っていたのに、などと思われている方々も相当数いらっしゃるようです。
確かに、健康経営に取り組んだ企業が中期的に見れば生産性が上がっているといったデータも徐々には出てきています。
ただそれは、健康経営によって生産性が上がったのか、生産性が上がっているような企業だから健康経営も積極的に取り組んでいるのか、という点では、健康経営のスタートから数年程度で企業からのデータ収集がようやく始まったばかりという我が国においては、十分なエビデンスが得られていないのも事実です。
更に中小企業においては、僅かな要因で業績の大きなアップダウンがある中、健康経営導入による満足感を十分に得られているところは、まだまだ少ないのが現実なのではないでしょうか?
現にサポートさせていただいている企業様においても、健康経営導入の前に経営存続のための様々な経営課題を抱えておられる場合があります。
例えば、基幹事業がマーケット縮小の影響で尻すぼみとなり新規事業を始めたものの上手くいっていないとか、中間層が居らず組織が二分しているとか、事業承継が上手くいっていない、など様々な大きな課題が眼前の壁となっているケースです。
そのような場合には、まずはそういった課題解決を優先的に取り組まなければ、健康経営を導入しても十分な効果が得られないことにもなりかねません。
特に新型コロナの影響もあり、様々な経営課題が顕在化している状況下において、昨今は健康経営の前に、そういった喫緊の経営課題を解決するためのサポートをさせていただいているケースが増えてまいりました。
当方では、健康経営に限らず様々な経営課題の解決サポートにも対応しておりますので、そういった悩みを抱えておられる経営者の方は、是非一度ご相談をいただければと存じます。
複合的なサポートで、事業成長が描ける健康経営の導入へとサポートをさせていただきます。