30~40代の女性の9割が睡眠に悩み!

3月2日の日経新聞朝刊によると、30代、40代の女性の9割が睡眠に悩みを抱えていることが掲載されました(オークローンマーケティング調査)。
これは働き盛りの年代で仕事上のストレスが多くなり、一方で子育て世代で家庭での休養も得られないことの結果でもあります。
このことは今の日本社会における課題を浮き彫りにしており、共働きにおける家事や育児負担の不公平さや男性育児休暇の取得率の低さ、また職場においての女性に対する様々な配慮が欠けている証でもあります。
ちなみに30~40代は男女合わせても、85%以上が睡眠について悩みを抱えているという結果も出ており、正に働き盛り世代の健康や生産性に影響していることは疑う余地がありません。
中小企業の従業員を対象にした調査では、健康リスクレベルが高い人は、低い人にくらべて労働生産性損失が3倍という結果も出ています。
長期に休まねばならない事態で経営リスクを高める前に、従業員の見えにくい体調不良にも目を向けて、しっかり対策していくことが必要だと思います。